著作権期限の延長

著作権期限の延長

著作権期限の延長について

著作権においては、著作者の利益や名誉を保護する目的があり、極端に短い期限であれば本来あるべき創作意欲に支障をきたす可能性が考えられますが、あまりにも長い期間保護されるのでは新しい創作活動に影響を与えます。そのため、メリット・デメリットをよく判断した上で適切な期間を設定する必要があります。

 

過去に延長された著作権

1970年に全面改訂された著作権法以前の旧著作権法においては、著作者の死後38年を保護の期間としていましたが、1970年に全面改訂されてからは著作権の保護の期限は著作者の死後50年となりました。また、映画については1970年の改訂後、2003年までは著作権の保護期間は50年でしたが、2004年1月1日に改正施行された著作権では公開後70年を保護の期間と定めています。

 

映画以外においても著作者の死後70年を保護の期間とする欧米諸国と比較し、70年への延長を求める動きと延長すべきではないという反対運動があり、今後も改訂される可能性があります。

 

米国での著作権延長法

アメリカにおいては、1928年に公開されたミッキーマウスの著作権の期限が迫った際にウォルト・ディズニー社が行ったロビー活動の成果として「ミッキーマウス保護法」とも言われる著作権延長法が1998年に可決しました。

 

この著作権延長法によって、ミッキーマウスを含む1977年までに発表されていた作品については発表後75年間もしくは95年間が保護期間となり、それ以降の作品については著作者の死後70年となり法人作品であれば発表後95年間もしくは製作後120年間の短い方が適用されるといった延長がなされています。

 

しかし実際のところ、1920年代に作られた作品はほとんどが今となっては閲覧も鑑賞もできない作品となっており、長い期間保護する必要性について疑問視する声も出ていました。

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