著作権には登録が必要?

著作権には登録が必要?

著作権には登録が必要?

権利で保護されるものとして、実用新案出願中とか特許権などを耳にしたことがあると思います。これら実用新案権や、特許権、意匠権などの産業財産権は一般的に申請や許認可が必要ですが、著作権は登録の必要はありません。

 

著作権は作成した時点で自動的に発生する権利で、その後著作者が死亡して50年を経過するまで保護されます。法人にも個人にも及ぶ著作権は意外と身近な権利なのです。

 

著作権は登録不要

著作権文化的な創作物を対象に保護される権利で、創作の時点で発生しますので特別に申請などをする必要はありません。その創作物に創作者の思想や感情が含まれる創作であれば認められる権利なので、5歳児が描いたおかあさんの絵にも、小学生の日記にも著作権があります。

 

著作権は思想や感情が含まれる必要性がありますので、ただの四角形を紙に書いたものや「明日の予定」のようなどこにでもある文章では著作権は成り立たないとされています。

 

著作権は譲渡できる

著作権は申請しなくても発生しますが、著作物を利用する度に著作者に都度確認するというのでは不都合が生じます。そのため、著作物を利用するために契約をするのが一般的となっています。

 

どの範囲で利用するのかを決めてその権利のみ、若しくは著作権自体を他人に委ねることを著作権の譲渡といいます。複製権や上映権、翻訳権や二次的著作物の利用権など著作権にはさまざまな権利が認められています。これらの権利は支分権と呼び、支分権だけを譲渡することや著作権を譲渡することができます。

 

著作権の帰属とは

システム開発やクリエイターに絵を描いてもらった場合、もしくはキャンペーンなどでイラストやアイデアを募集した場合、著作権は誰が持つのでしょうか。費用を払い創作物を作ってもらうので、完成した創作物は自分の都合のいいように利用したいでしょう。

 

そういった場合に利用目的に関する契約を行い、著作権は誰が所有しているかということを明確にするために帰属または移転を契約に記載します。キャンペーンなどの募集で「応募作品に関する一切の権利は当社に帰属します」と記載されていた場合は応募作品の著作権を譲渡したことになることもありますので注意しましょう。

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