映画の著作権

映画の著作権

映画の著作権について

コンビニやDVDショップなどには、過去の名作が格安で販売されているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。市販のDVDはそれなりの値段がするものなのに、なぜ格安で販売されているのでしょうか。インターネットなどで勝手に販売されている著作権を無視した海賊版は例外として、コンビニやDVDショップで販売されているものについては著作権について問題のないタイトルになります。

 

映画は70年で期限切れ

現行法では、映画の著作権の保護期間は70年とされています。つまり、2015年に公開された映画については、2085年12月31日まで著作権の保護期間が設けられています。

 

しかし格安販売されているDVDの中には70年経過していないものが含まれています。これは現行法である著作権法と旧著作権法の保護期間の違いによるものです。現行法では70年とされている著作権法も2003年以前は50年の保護期間とされていました。つまり、2003年の時点で50年を経過している1953年以前の映画については、すでに著作権の期限切れとなり著作権フリーの扱いとなっています。

 

旧著作権法

映画の著作権が保護されるのは1953年以前の作品は50年、著作権法が改正され70年の保護となる1953年以降の作品であれば70年とされています。ではその期限が経過すれば問題なく誰でも自由に利用できるのでしょうか。これには少し難しい問題があります。

 

1970年に施行された現行法の著作権法は上記のとおりの保護期間となっておりますが、1970年以前には旧著作権法があり、現行法と比較して長い期間が保護されるというルールがあります。旧著作権法では著作者の死後38年、団体名義のものについては公開後33年の期間とされており、70年経過しても著作者の死後38年が経過していない作品については著作権の保護が適用されます。

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